組織に関してこのような「お困りごと」はございませんでしょうか?
- 指示されないと動かない、受身の社員が多い
- 職場の空気が妙に静かだったり、ギスギスしている、 社内の連携が上手くいっていない
- 優秀な人材ほど、辞めていく
- 管理職がマネジメントを出来ない、そもそも管理職の候補が育たない
組織開発コンサルティングの流れ
組織開発に基本的な流れはあります。
しかし、企業ごとの状況や進めたい方向によって、オーダーメイドで、コンサルティングツールやアプローチ等を最適な方法を選択していくことで、より本質的な解決を実現することができます。
IT企業の組織開発のため、最新の手法等も勘案し、実行しています(組織開発コンサルティング)。
下記が基本的な流れになります。
1. 組織診断
①社員意識調査 ②ヒアリング
ディープデモクラシー(声にならない声にこそ、重要なヒントが埋もれている)の観点から、全従業員を対象として個別にヒアリングする場合もあります。
2. 診断結果の分析とアプローチパターン別に実行
組織の課題は、ルービックキューブ型になります。見当違いな施策を堀りさげても意味がありません。
どこから施策を事項するかは非常に重要なため、慎重に分析をします。
Great Place to Work®の提唱する「働きがいのある会社」の観点やマズローの欲求階層説の観点を参考に組織診断を進めます。
例えば、研修やワークショップを通じて社員の自主性を高めたいという会社が、雇用契約書などが全く無いことがあったり、離職率の改善のために、人事評価制度の構築を行たいたい企業の離職の原因がトイレ等の環境面の悪化だったこともありました。
【アプローチパターン】
- 診断結果を組織のトップにだけフィードバックし、計画立案
- 管理職・中核メンバーを中心に推進プロジェクトチームを作る(トップはそれを支援)
- 推進派と消極派が一同にし、プロジェクト等を通じて実行していく
(小規模の職場であり激しい対立がない場合)
3. 基礎・土台を整える
組織分析の結果、ビジョンや方針に課題がある場合は、組織開発の根幹となるため、これらの見直しを浸透策を検討し土台を整えていきます。
【プロジェクトチームで土台・基礎を整える進め方】
- 共通の目的意識を持ってもらうため、毎回プロジェクトの目的を確認する
- どのように変わっていくか、全員が自分の考えを述べる機会が与える
- それぞれの意見がどのように最終的な決断がなされたかが理解できるようにする
4. 抵抗や論点のズレを補正す、ベクトルを合わせる
- 今、どこにいるのか?
- どこへ行きたいのかのか?
- 既存の価値観・慣習などの抵抗を、どのようにうまく進んでいくか?
→ズレについて全体像共有を続けていくと、変革のベクトルが整っていく。
5. キーマンの人材開発(個別研修・コーチング等)
- トップ・管理職層への個別コーチング
- 複数メンバーへのチームビルディング
- リーダー、メンバーに必要なスキルアップ研修などを実施
6. 継続・内製化のためのアプローチ
内製化のために仕組を導入する。
- 継続化のための人事評価制度の構築・見直し
- ツールの活用
- チャットツールなどの効率化の仕組み(chatwok、kintoneなど)
- 定期的な観測の出来る組織活性化のツール(weboxなど)
組織開発コンサルティング全体像
組織開発コンサルティングは、働きがいのある会社、社員が働きたくなる会社をつくっていくための、スマイングがご提供するサービスを統合した包括的なサポートメニューです。人事評価制度や就業規則等の制度だけ、クラウドサービス等のツールだけ、組織風土・戦略等のソフト面だけのように、組織開発の全体像が欠けていると、「組織開発」を実現することはできません。組織開発の全体像を踏まえ、包括的に、全てを改善していくことが必須となります。しかし、全てを同時に進めることはできないので、順序立てて進めていく必要があります。この意味で、スマイングは、組織開発の全体像を踏まえた上で、組織開発コンサルティングの中の「ビジョン策定」や「制度面の改善等」をご案内していくケースもございます。
組織開発コンサルティング
コンサルティングプランの例
1ヶ月目 状況・課題分析、方向性の明確化
「経営層ヒアリング等による状況・課題の分析」
- 経営層ヒアリング等による課題抽出
- 現行の人事制度・賃金テーブル・諸規定等の分析
「企業理念や経営方針、ビジョンの明確化」
- 会社の社員に対する基本的な考え方の明確化
- 経営理念・ビジョン・目指す姿の策定(現状とのギャップ)
2-3ヶ月目 現状分析
「現状分析の実施」
- 社員ヒアリングの準備(ヒアリング方法・対象者・内容設計、社員への説明)
- 社員ヒアリングの実施(抽出結果の分析)
- 課題整理・経営層への報告
- 今後の実施施策の検討
4ヶ月目 施策の設計
「課題ごとのアクションの設計」
- 制度面の課題の場合 → 人事評価制度の策定
- 風土面の課題の場合 → カードを使用したワークショップの設計(管理職・リーダー育成・コミュニケーション研修など)
4-6ヶ月目 導入、運用支援
「課題ごとのアクションの実施」
- 制度面の課題の場合 → 人事評価制度の策定
- 風土面の課題の場合 → ワークショップの実施、プロジェクトチームの立ち上げ
「課題ごとのアクションのフォロー」
- 制度面の課題の場合 → 運用面のフォロー、考課者研修
- 風土面の課題の場合 → プロジェクトチームのフォロー
総括
「総括、成果の確認」
お客様の声
IT企業(CAD等制作)社員数60名
当社は創業100年を迎える会社であり、人事評価制度やシステムの導入が途中で頓挫してしまうなど、社員の昔からの価値観や考え方への執着等の慣習や考え方が、社風となって根強く存在していました。組織診断を丁寧に実施してもらい、どこに課題があるのか、何から取り組む必要があるのか、ご支援くださったことにより今後の100年続く企業に必要な組織の土台作りを行うことが出来ました。
ECサイト運営 社員数30名
創業からワンマン経営で事業を拡大してきました。その結果、社員から自発的な意見がなくなり、仲良しクラブのような状態でした。会社が会社らしくなろうとしているところにご支援をしてもらい、管理職の意識が変わり、労務環境の整備も含めてご支援してもらいました。 整った組織風土が維持できるように人事システムも整備ができ、これらの きっかけづくりからお願いすることができたことに、社員一同感謝しています。
小売業 社員数20名
若手の離職に悩んでいました。組織診断→ビジョンの作成→人事制度の策定とプロジェクトチームを立ち上げ、組織風土の改革に尽力くださいました。組織診断の結果を見た際には、私の経営者としての通信簿を 見せられているようで、心が折れそうになりましたが、今考えると膿が出たんだと思っています。離職や組織風土面の課題を特定でき、課題に対する施策についてもスマイングさんの対応領域が広いため、さまざまサポートしてもらいました。組織開発から数年間、離職者はゼロになりました。
接客サービス業 社員数200名
創業から10年、200名まで急成長したところ、 人事制度や労務面の整備を依頼いたしました。組織分析を実施したところ、急成長した企業だけあり、社長への信頼や、愛着精神や商品に誇りをもっていることが明らかになり、社員からは人事制度等のハード面の整備ではなく、店舗同士の情報共有や店舗と本部の受け渡しを行う人材登用や社長とのコミュニケーション等のソフト面の充実を望んでいることがわかりました。社員の想いに応えるための仕組み作りにご支援をしてもらいました。
※参考のためIT企業以外の業種のお客様の声も掲載しております。
料金について
※業務内容・ご依頼などにより料金は異なります。
詳細はお問い合わせください。
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IT業界向け!人事評価制度セミナーのご案内
弊社では、IT企業向けのデジタル人材の人事評価制度セミナーを毎月開催しております。当セミナーでは、「人事評価制度のトレンドとポイント」「スマイングが考える人事評価制度」「最新事例」等をお伝えします。