執筆者

社会保険労務士法人スマイング 
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。

人材エージェント事業などを手掛けるキッカケクリエイション社は、ITエンジニアから管理職になった経験のある人を対象に「管理職(課長相当職以上)になったITエンジニアの本音調査」を実施しており、約7割が管理職になって「良かった」(「非常に良かったと思う」は27.1%、「やや良かったと思う」は41.7%))と回答したことが分かった。

 

良かった理由は「チーム全体の成果を生み出す達成感を得られたから」(46.0%)が最も多く、以降「年収が上がったから」(42.7%)、「技術戦略や組織設計など、より幅広い意思決定に関わる機会が増えたから」(34.0%)が続いていました。

 

年収の変化では「100万円以上200万円未満増加した」(25.8%)、「50万円以上100万円未満増加した」(25.2%)、「200万円以上増加した」(17.4%)が多かった。

 

管理職になる前に準備しておくべきことや、身に付けておくべきスキル・経験は「チームメンバーとのコミュニケーション経験を積むこと」(42.7%)が最も多く、以降は「マネジメントやリーダーシップに関する知識を身に付けること」(42.2%)、「プロジェクト全体を俯瞰(ふかん)する視点を養っておくこと」(38.5%)が続いていました。

 

管理職になる前に、抵抗感や不安が「非常にあった」と回答した人は22.5%、「ややあった」は45.8%となり、約7割が抵抗があったようです。

抵抗感や不安の理由は「部下やチームメンバーとの人間関係の構築」(56.4%)、「技術から離れ、スキルを生かせなくなること」(42.3%)、「責任が重くなることへのプレッシャー」(39.6%)が上位となっておりました。

 

管理職ではなく、スペシャリストになりたいITエンジニアも多いといった声もお聞きします。この調査でも抵抗や不安がある方は多いようですが、実際に管理職になってみると良かったという回答が多いようです。

 

なかなか聞けない他社事例!採用・定着の向上、組織風土改善のポイント