「rakumo キンタイ」開発のアドバイザー 法的な視点だけではなく、ユーザーや開発の視点も
法的な視点だけではなく、ユーザーや開発するエンジニア等の視点も補完勤怠管理システム開発の中で、欠かせない存在として的確なアドバイスをもらえた。
― 社会保険労務士にお願いしようと思ったきっかけ
rakumo キンタイ(クラウド勤怠管理システム)を開発する上で、しっかり制度に沿った勤怠管理システムが求められていると強く感じていました。特に「働き方改革関連法」が成立し、長時間労働に対する企業の努力義務であったいくつかの項目が罰則付きとなる変更がなされたという点が影響しています。当初は、自分達で調査をしながら製品開発を進めていたのですが、法令解釈の正確性の担保と細かい事例にも対応したく、社会保険労務士さんへの依頼を検討いたしました。
― 社会保険労務士が多くいる中で、なぜ「社会保険労務士法人スマイング」を選んで頂けたのでしょうか?
インターネットで検索し、一番依頼したいと思えたのがスマイングさんだったからです。特殊な相談になると思ったので、社会保険労務士さんのWebサイトを色々と調べる中で、スマイングさんのインタビュー記事を見つけ、「IT業界に強い社労士」、「元SEの方がいる」という記載があり、引き受けてくれそうだと感じました。Webサイトにチャットワークでの問い合わせができる記載があったことも、依頼しやすいと思えたひとつの理由です。問い合わせし、一度の打ち合わせの後、すぐに依頼を決定しました。通常の労務顧問の依頼とは異なり、依頼内容が特殊ではありますが、快く引き受けていただきました。
― 社会保険労務士法人スマイングとは、実際どのようなことでお付き合いしていますか?
開発中は、週に2~3回ぐらいの頻度で質問をしていました。労働時間の計算や法定休日をどのように特定するのか等の質問の他、実際にはあまり起こりえない勤務状況もシステムに落としこむ上で必要となるので、イレギュラーなケースの質問もしておりました。重箱の隅をつつくような質問にもお答えいただけました。また、実際の労務の現場の肌感覚がわからないので、よく使用されている制度のようなものも教えてもらいました。法律を我々なりに読み込んで、答え合わせのためにインターネットで検索していても記事ごとに異なった内容が載っていることもあり、専門家に相談でき、非常に助かりました。
― 社会保険労務士法人スマイングと契約して良かったことは何でしょうか?
IT業界に精通している社会保険労務士さんであったり、元SEの方がいらっしゃることもあり、重箱の隅をつつくような質問はシステムを開発する上で必要という裏の背景も理解いただけておりましたので、相談をしやすかったです。また、「Slack」を使ったチャットにも対応いただけていたので、コミュニケーションを円滑に進めることができました。レスポンスも早いので、社外というストレスを感じず、開発も計画的に進めていくことができました。メールだと形式張って気軽に相談しにくい内容も、チャットだと聞きやすかったです。
― 社会保険労務士法人スマイングについて、現在の印象をお教えください。
IT業界のことを理解し、チャットで相談できて、法律の相談もできる社労士さんは中々いないので、今後もよりよいプロダクト開発に向けて、出てくる課題解決のために継続的に相談していきたいです。
2019年8月27日