執筆者
社会保険労務士法人スマイング
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。
IT企業の人事評価制度の構築のサポートを行うにあたり、ITエンジニアへの納得性なども鑑みて、ITSSのレベルを職種/専門分野横断的に捉える参考的な視点としての7段階のレベルを準用する企業が多いような印象があります。
ただし、「レベル7は」世界で通用するプレーヤとされていますので、中小企業の場合は、レベル7を除いて6段階の等級・グレードをベースに検討されるケースも多くあります。
レベル感をITエンジニアだけではなく、総務部門や営業部門など他の部門もに準用した形で適用することも可能です。
等級は同じでも部署や支店などで給与テーブルを変えることもできますので、部門ごとに等級を分けるよりもわかりやすく、シンプルな人事制度になります。
等級・グレードについて見直しなどを検討されているIT企業はITSSの7段階のレベルも参考にされるのも一考です。