執筆者
社会保険労務士法人スマイング
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。
求人ビッグデータを提供しているフロッグ社が、新卒ナビサイトに掲載している企業の初任給を調査したところ、2026年卒の初任給は平均21万6621円であることが分かりました。
2026年卒の初任給が高い企業は、「GMOインターネットグループ」(59万1675円)、「アイ・システム」(50万円)と、ITの業種が1位・2位になっており、TOP15社に6社ランクインしているようです。
業種別では、「医療・医薬・バイオ・化粧品」(22万4850円)、「商社」(22万3982円)、「コンサルティング・専門事務所」(22万3779円)、「住宅・不動産・建設・土木」(21万9889円)、「IT・Web・ゲーム・通信」(21万9871円)が続いています。
職種別にみると、「電気・電子・機械・自動車」(22万3746円)。以下「建設・土木・エネルギー」(21万8327円)、「営業・事務・企画・管理」(21万8088円)、「ITエンジニア・IT系専門職」(21万7888円)、「専門職」(21万7063円)が続いています。
都道府県別にみると、「東京都」(22万7493円)、「神奈川県」(22万1844円)、「大阪府」(21万9782円)、「北海道」(21万8216円)、「千葉県」(21万7943円)が続いています。
IT業界は、業種別でも職種別でも高い初任給を提示している企業が増えていることがわかります。
初任給の引き上げや、給与テーブルの見直しなどのご相談が増えてきています。