執筆者
社会保険労務士法人スマイング
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。
ITSUKI社が発表した調査結果によれば、在宅勤務を希望する理由は「通勤時間の節約」(84.5%)が最も多く、「勤務時間が自由」(45.3%)、「生産性が高い」(33.5%)と続いています。
在宅勤務によるコミュニケーション不足の対策については、「オンライン会議に参加する」(49.8%)が最も多く、「業務の進ちょく状況を共有する」(38.0%)、「他メンバーと日常的なコミュニケーションを取る」(34.4%)と続いています。
在宅勤務に伴うモチベーション低下の対策については、「仕事に集中できる環境を作る」(36.2%)が最も多く、「体を動かす」(33.8%)、「切り替えのスイッチとなる行動を取る」(29.3%)が続いています。
在宅勤務で快適な作業環境を作るためにしたことについては、「作業スペースの整理」(46.5%)、「快適な椅子やデスクの購入」(29.3%)、「モニターの購入」(25.6%)がトップ3を占め、「何もしていない」(25.6%)という意見もあり、在宅勤務における生産性を高める工夫を、自分自身で行うことには少なからずハードルがあることも分かります。
IT企業ではコロナ後も在宅勤務の頻度が高い企業も多くのではないでしょうか。
本調査の対策などもご参考にしてはいかがでしょうか。