執筆者

社会保険労務士法人スマイング 
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。

転職サービス「DODA(デューダ)」の2016年下半期の「転職成功者の年齢調査」の結果によると、転職成功者の平均年齢は「32.5歳」で過去最高となり、転職成功者のうち35歳以上が30.2%を占めたという結果がわかりました。

職種別では、「技術系(医療/化学)」「企画・管理系」「技術系(IT/通信)」と3職種で増加が大きく、「技術系(IT/通信)」の平均年齢は33.7歳と2007年下半期の調査開始以来、過去最高の平均年齢となりました。

また、「転職成功者の年齢割合」について、35歳以上が30.2%を占める結果になりました。

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40歳以上の中途社員のパフォーマンスが入社時の雇用条件に比べて低かったことや、思考が固定的で変化を好まず、思うように動いてくれない、等の経営者の悩みをよく耳にします。

政府が掲げる「働き方改革」を実現するには、社員一人ひとりの生産性向上が求められます。

例えば、成果連動型の人事評価制度の導入は生産性向上に有効といえます。一方で、降格基準を明確にし、目標を自己設定させ、マイナス査定も組み込む仕組みは、パフォーマンスを発揮できない場合の対応策として有効ですが、やり過ぎは従業員全員のやる気に影響しますので、自社にマッチした仕組みづくりが大事です。

29年度には、成果連動型人事評価制度の導入や中途採用を新たに始まる、または中途採用の割合を高めることに対する助成金も予定されています。

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参考)転職成功者の平均年齢は「32.5歳」――過去10年で最高

http://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1703/07/news108.html