執筆者

社会保険労務士法人スマイング 
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。

働き方改革が大きなテーマになっており、先週レミアムフライデーが話題になりましたが

早く帰ろうとしていても、なかなか早帰りができないITエンジニアも多いのではないでしょうか。

残業が減らない要因は、「会社や部署などの環境要因」と「自分の非効率さ」という問題に分けられます。

無駄な会議、帰りにくい風土という環境要因もありますが、まずは自分の非効率さという働き方の習慣を変えなければ、残業はなくなりません。

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人は誰でも「いつも通りを維持したい」という心理が働くため、習慣を変えることは容易ではありません。

私たちはいつも通りのペースで、いつも通りの手順で、いつも通りの人と仕事をしたほうが精神的に安全を感じます。長時間残業で疲労していても、いつも通りを変える精神的リスクを考えれば、そちらに安住したほうが楽だと感じます。

コツは地道に自分の時間改善策を毎週3つだけ決めて、1年間改善をし続けることです

生産性や効率を高めるには、仕事の力の入れどころと抜きどころを見極め短時間で高集中、高生産性の時間活用し高密度化する必要もあります。

生産性をあげて残業への意識を変えるには、人事評価制度の導入・見直しが、習慣化と高密度化に効果的です。

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参考)「残業しないと気持ち悪い人」の心のメカニズムとは?

http://president.jp/articles/-/21493