執筆者

社会保険労務士法人スマイング 
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。

早い企業では4月に入社してきた新入社員が研修期間を終え、職場に入って業務を任されるようになっている時期だと思います。

 

新入社員や新しい環境に、つきものであるが失敗です。 こうした新入社員の失敗について、エンジニアはどのように考えているのでしょうか。

 

エンジニアのためのキャリア応援マガジン「fabcross for エンジニア」では、エンジニア200人と一般企業で技術職以外の業務につく社員200人を対象に、「新入社員の失敗」に関するアンケート調査を行い、技術系と非技術系の考えを比較しました。

 

エンジニアの新入社員は、非技術系と比べて「失敗が目立たぬ反面、即戦力とも言い難い」傾向があり、先輩社員の意見としては、失敗は仕方ないので2度は繰り返さないこと、失敗を恐れず挑戦してほしいという意見が多くありました。

 

また、新入社員の失敗する原因では、「本人自身の性格や資質によるもの」よりも「上司・先輩のサポート不足」が多いと感じるという結果でした。

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大卒新入社員の3年後離職率は32.3%といわれてます。

 

失敗をしっかりフォローする先輩社員もいれば、何度言っても直らないことに腹を立てている上司がいるかもしれません。

 

「上司・先輩からのサポート」には、育成方針、業務マニュアルなどがよく挙げらます。

 

まずは会社の方向性を社員と共有し会社の考え方を理解してもらう、そして日常的に声掛けをしやすい環境づくりをするなどし、社員が働きたくなる会社づくりをすることが離職防止につながります。

 

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参考)新入社員失敗は仕方ない。「自身の性格・資質」より「上司・先輩のサポート不足」が大きな原因

http://engineer.fabcross.jp/?p=5602