日本労働組合総連合会の調査により、就業経験のある人(現在働いている人、または過去に働いていた人)が、仕事・職場に対してどのような不満を感じているのかに対して回答は、「賃金が低い」(32.9%)が最も多く、次いで「人間関係がよくない」(18.1%)、「会社の将来に不安がある」(16.0%)ということがわかりました。
対象を現在働いている人に絞ると、1位は「賃金が低い」(35.0%)、2位は「会社の将来に不安がある」(18.1%)、3位は「仕事の内容」(16.2%)と続き、70.2%が不満を感じています。
不満がある人の割合は「医療、福祉」(77.6%)が最も高く、次いで「情報通信業」(76.3%)、「建設業」(75.9%)という結果になります。
「情報通信業」の不満の内容を見ると、「賃金が低い」(43.4%)がお最も多く、次いで「仕事の内容」(18.4%)、「労働条件がよくない」(17.1%)となります。他の業種よりは、会社の将来への不安・安全衛生等の職場環境・雇用の不安定といった内容は低い傾向があります。
2023年になってからは、人事評価制度を導入していない50人前後のIT企業からの問い合わせが増えております。この調査にもあるように、賃金や労働条件に不満が多いエンジニアも多いのかもしれません。
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