執筆者
社会保険労務士法人スマイング
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。
ファインディ社は、エンジニアマチングサイト「Findy」の利用者を対象に、ITエンジニアを対象に実施した「転職や働き方に関する意識調査」の結果を公表しております。
調査結果によると、「年収600万円未満」「年収600~800万円」「年収800万円以上」の3属性のうち、もっともリモートワークの割合が高かったのが「年収800万円以上」で95%超という。「年収800万円以上」の勤務状況の内訳は、フルリモートが77.5%、週1~2日程度出社が18.0%になります。
年収とリモートワークの割合は比例傾向があり、特にフルリモートの割合は顕著に表れており、「年収600万円未満」の方は一定のFace to Faceの出社コミュニケーションを必要とする割合が高い、と同社は分析しております。
業務内容にもよるかもしれませんが、新入社員の教育にオンライン同士では相当効率が悪いため、出社しての対面での教育を会社からお願いているにも関わらず、教育係・上長が出社に応じてくれないといったことなど具体的な相談もお聞きします。
採用面では求職者へのPRや、会社所在地から遠方の在住者や採用にもつなげやすい側面もありますので、テレワークを認める対象や解除する場合などもルール化してもいいのかもしれません。