執筆者
社会保険労務士法人スマイング
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。
LINEリサーチは、「コロナ禍での仕事・働き方への意識の変化、企業を選ぶ際の重視点」の調査結果を発表しています。
今後自分がしたい働き方では、「週休3日制」(32.4%)が最も多く、ついで「在宅勤務」(30.2%)、「副業/兼業」(25.9%)、「勤務場所を選べる」(20.3%)、「フレックスタイム制」(19.6%)となります。
年代別では、10~20代では「週休3日制」が約4~5割と最も高く、20代では「在宅勤務」が40.1%と高く、「副業/兼業」はすべての年代で3位以内に入り、20~40代を中心に2割後半~3割、特に30代男性では高い傾向が見られます。
テレワークの状況については、業種別では、IT/通信/ソフトウェア」では「週3日以上」の割合が45.0%と圧倒的に高く、次いで「金融/保険」が11.0%、「製造/メーカー」「商社/卸売」が10.0%となります。
年代別では、若年層ほど「プライベートの方が大切」の割合が高く、また年代が上がるほど「どちらかといえばプライベートが大切」「どちらかといえば仕事が大切」の方が高く、「仕事の方が大切」は年代で差はほとんどありません。
IT業界は、テレワーク・在宅勤務もフレックスタイム制も導入率が高く、副業/兼業も解禁している企業が多いとされています。働き方を考えると、魅力的な業界かもしれません。IT業界は人手不足が続いていますので、求職者から魅力的な制度を検討している企業も増えております。