執筆者

社会保険労務士法人スマイング 
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。

楽天が運営する就職活動情報サイト「楽天みん就」による、2020年卒業予定の学生を対象にし、「仕事の魅力」「会社の魅力」「雇用の魅力」「採用活動の魅力」「志望職種」の5つの観点から人気度を測った「IT業界新卒就職人気企業ランキング」が発表されました。

1位はNTTデータで10年連続トップ、安定した雇用形態や充実した福利厚生が人気につながっています。

2位は楽天、3位は富士通、4位はGoogle、5位はSCSKと、トップ5は昨年と同じ企業が占め、トップ10には楽天やGoogleのほか、ヤフー(6位)、LINE(9位)など大手Webサービス企業がランクインしており、売り手市場が続く中、社名やサービスの知名度が高い企業に人気が集まっています。

Sky(12位)やTIS(15位)などのシステムインテグレーターも堅調。「成長性がある」「専門スキルが身に付きそう」などの理由で学生の支持を集めています。

みん就によると、Webサービス企業やシステムインテグレーターは研究で忙しい理系学生に配慮した採用活動を行っていることが多く、企業理解促進に向けた取り組みや、多様な選考方法などが人気につながっていると述べております。

また、アマゾン傘下のクラウドベンダーであるアマゾン ウェブ サービス ジャパンも19位から16位にランクアップし、起業志向や海外勤務志向のある学生、プログラマー志望の学生から人気を集めています。

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みん就の分析にもありますが、企業理解促進に向けた取り組みや、多様な選考方法などを検討してもいいのかもしれません。

人材育成から定着率向上につながる人事評価制度

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