執筆者

社会保険労務士法人スマイング 
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。

ナリス化粧品社の調べにより、「ビジネス界で長く働けるスキルを身に付けたい」と考えている女性は69.5%に上ることがわかりました。その目的としては多い順に、「生活維持」、「生活水準の向上」、「社会と関わっていたい」、「若々しくありたい」、「自己成長」、「子どもの教育資金のため」などが挙げられています。

副業やパラレルキャリアに興味がある女性も約51%を占めており、年代別では20代に特に多く、約70%が「興味がある」と回答し、若い女性は本業以外の仕事にも広く関心を持っていることが分かりました。

また、現在は専業主婦をしている女性に労働への意欲を聞いたところ、「今後働いてみたい」と答えた人が約44%ということも明らかになっております。

「勉強や習い事に取り組み、学んだことを生かして副業・起業をしたい」と構想している女性は約62%、「既に勉強や習い事をしている」という人は約15%、「したいと思う」は約48%ですが、勉強・習い事を始める際にネックになっている要因は「費用」(約58%)、「時間の調整」(約31%)などが挙げられ、家庭や仕事との両立の難しさが浮き彫りになっています。

ナリス化粧品社は「早期退職や時短勤務など、働き方の選択肢は多様化しているが、相対的には長く充実して働きたいと考えている女性が多いようだ。また、副業やパラレルキャリアには半数を以上が興味を持っているという結果が出た。ただ、1つの仕事に執着しない働き方は、より個人のスキルアップが要求される」と指摘しています。

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