執筆者
社会保険労務士法人スマイング
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。
採用に苦戦していていたり、採用した人材がすぐに退職してしまったり、活躍しなかったりなどにお悩みのIT企業も多いのではないでしょうか。
オーエヌイー社の調べにより、採用した人材に対して「面接時のイメージと実際の働きぶりが違う」とギャップを感じたことがある人事担当者は50%いることがわかりました。
人材の本質を見抜くために、人事担当者に面接で取り入れている手法を聞いたところ、「自社のデメリットもきちんと伝える」「できるだけフランクに会話する」などの意見が出ています。
具体的には、「残業についてなど、あえてネガティブな話題も出し、応募者の考え方や受け止め方を見る」「創業したばかりなので、研修が充実していないことなどを伝える」「なるべく長く面接し、人生観や私生活などを話してもらう」などが挙っています。
このほか、「性格検査」、「計算問題」、「一般常識」、「言語問題」などを課している人事担当者もいるようです。
また、エン・ジャパン社による、転職活動中のビジネスパーソンがどんな情報を、どんな方法で入手しているかの調査によれば、参考にしている情報の1位は「仕事内容」、2位は「給与・収入」、3位は「勤務地」という結果でした、
このような情報を調べる際のソースとして、最も活用されていたのは「企業サイト」となり、多い順に「転職サイト」「口コミサイト」「ネットの掲示板」と続いています。
企業サイトを利用する人からは、「事業内容・経営方針などが具体的に記載してある」「サイトのデザインなどで会社のセンスが分かる」「記載されている会社の年商や社員数などで規模感をイメージする」などの意見が寄せられています。
転職サイトや口コミサイトを使っている人からは、「企業を客観的に見た上でのポイントが明記されていることが多い」「転職を考えている人向けに分かりやすく書かれている」「悪いところも含め、実際に働いた人の意見がそのまま載っている」などの意見が出ています。
企業サイトや転職サイト、選考方法や採用基準など採用業務を見直してもよいのかもしれません。
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