執筆者
社会保険労務士法人スマイング
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。
コミュニケーション研修の重要性が高まっています。
職場でのコミュニケーション改善は、仕事の満足度向上や会社の業績・生産性の改善、社員のエンパワーメントといった効果を生みだし、組織の土台や風土を形成します。
内閣府による企業における職業訓練の機会について分析によれば、OFF-JTを実施した企業の離職率が低く、研修内容においてマネジメント・コミュニケーション研修を実施した企業の離職率が特に低い傾向があることがわかっています。
コミュニケーションの第一歩は「観察」することです。
具体的に観察するのは、以下の5つになります。
1.言葉
2.声・トーン
3.表情
4.身振り・ジェスチャー
5.姿勢・ポスチャー
コミュニケーション向上の基本は、自分のクセ・特徴を知り、相手の知るというステップを踏みます。
Indeed社やLinkedIn社の調べでも、今後のあらゆるIT企業の職種で、技術的なスキルに加えて、コミュニケーションや共感などのソフトスキルを身につけることが重要になるとされています。
毎朝、出社時に全社員と握手して挨拶をするIT企業もあります。社員数80名のため、30分程度の時間はかかるそうですが、近づいて表情や声のトーンを見ることで、その人の気分や体調の確認をすることができ、直近でトラブルがあった際の仲直りのきっかけにもなっているそうです。
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