執筆者
社会保険労務士法人スマイング
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。
LinkedInの調査によれば、米国で成長中の職種の上位を新しいテクノロジ関連の職種が占め、成長の可能性が高い職種は技術にフォーカスしたものであり、職場で必要とされ続けるには、スキルを改善しなければならないことがわかりました。
米国で成長率の高い職種トップ10は以下になります。
- 機械学習エンジニア
- データサイエンティスト
- 営業開発
- カスタマーサクセスマネージャー
- ビックデータ開発者
- フルスタックエンジニア
- Unity開発者
- データサイエンスディレクター
- ブランドパートナー
- フルスタック開発者
プロフェッショナルの多くが、自分のスキルセットが1~2年後も必要とされるか自信がないと感じていることもLinkedInの調査では分かっています。
テクノロジ関連の職種のすべてが技術スキルを必要とするわけではなく、コミュニケーションやマネジメントなどのソフトスキルが、新しい職種での土台となります。
米労働省労働統計局によると、一部の新しい職種は5年前には存在さえしなかったものであり、現在米国で小学生の65%は、現在存在していない仕事に就くことになることが予想されています。
AIなど高度な技術の利用拡大や、顧客体験が関連する職種も増加しており、企業が顧客へのフォーカスを強化しており、こうした職種はソフトスキルに大きく依存することから、自動化がされにくい職種になります。
これからのIT企業の職種は、技術的なスキルに加えて、コミュニケーションやどのソフトスキルを身につけることが重要になります。
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参考)米国で成長中の職種トップ10–LinkedInが発表