執筆者
社会保険労務士法人スマイング
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。
管理職に意識や心構えについての課題を感じているIT企業や、どのような管理職が「いい管理職なのか」を模索しているエンジニアから管理職に抜擢された社員も多くいます。
Inc.comの記事によれば「デキる上司」の特徴が9つにまとめられています。
① ミスに隠れた「理由」を探る
② 間違いを許して「忘れる」
③ 個人の成長に結び付けてやる気をださせる
④ 自分にメリットがなくてもサポートする
⑤ 場合によっては決定権を与える
⑥ 「権力」を乱用しない
⑦ 成長のチャンスを奪わない
⑧ 部下の可能性を見つけて気付くように促す
⑨ 「どうすれば良くなるか」日々試行錯誤する
コミュニケーションの基本は「観察」になります。
上記9つの特徴、相手を観察していなければ出来ないことがほとんどです。
ホテル再生人と呼ばれている柴田氏は、以下のように述べております。
「どんなに小さなことでもいい。いや、見逃しそうな小さなことだからこそ褒めなければならない。会社のトップや管理職は、いつも自分の部署のスタッフに関心を持ち、その動きを見ていることだ。」
「人は褒められることも嬉しいが、それよりも些細なことなのに上司がちゃんと見ていてくれた。このことの方が何よりも嬉しいものだ。」
管理職の育成の基本は、「観察」できるようになることです。
表情やしぐさ、言動など観察していれば、普段と違う様子などにも気づくこともできます。
人事評価制度を導入しているのであれば、評価として正当な評価をすることもできません。
被評価者を良く見ていない評価者ほど、5段階評価の3の評価をつける傾向もあります。
ただ観察しているだけでは、意味がありません。
観察し、相手に伝える手段方法も重要です。
管理職の育成から働きたくなる会社づくりを始めてはいかがでしょうか?
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