執筆者

社会保険労務士法人スマイング 
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。

レバレジーズ社の調査により、2025年卒の学生は約2割が「内定を承諾しても、入社の必要性を感じない」と考えていることが分かった。

 

一方で、「やや感じる」(46.8%)と「非常に感じる」(24.6%)を合わせ、7割超が内定承諾後はその企業に入社するべきだと考えている結果になります。

 

6月末時点で内定を獲得していた学生のうち、内定を承諾せず辞退した企業がある人は62.6%、そのうち、内定辞退の連絡手段として最も回答が集まったのは「電話」(59.1%)が最もおく、「メール」(57.5%)、「メッセージアプリ」(16.1%)が続いています。

 

人材確保を目的として、内定辞退者に中途採用試験の一部選考免除を付与する「転職ファストパス」を導入する企業が増えているますが、内定を辞退した学生で、辞退した企業の転職ファストパスを利用したいと回答した人は「やや利用したい」(32.9%)と「ぜひ利用したい」(29.2%)を合わせて、過半数を占めています。

 

IT業界は慢性的な人不足の影響もあってか、内定承諾後に連絡が取れなくなったなどのご相談も増えております。内定承諾後に連絡が取れなくなると、緊急連絡先などにも連絡しなければならないケースもありますので、内定を辞退するのであれば会社に連絡はしてもらいたいものです。

 

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