執筆者
社会保険労務士法人スマイング
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。
楽天が運営する就職活動情報サイト「楽天みん就」は、学生がWebサイトおよびオンラインイベントで各企業の志望理由を「仕事」「会社」「働き方」「採用広報」の4つの観点から集計した「2024年卒 IT業界新卒就職人気企業ランキング」を発表しています。
1位はNTTデータで、14年連続の首位を獲得しており、2位は楽天グループ（昨年2位）、3位はSky（同6位）、4位は富士通（同4位）、5位はSCSK（同9位）となります。
総合トップ20には、6位のTIS（同12位）、8位のオービック（同21位）、16位の大塚商会（同27位）、19位のBIPROGY（同48位）といった独立系企業4社が昨年順位から大幅にランクアップし、親会社を持たない独立系企業の人気が急上昇している傾向もみられます。
「社風・居心地が良さそうな企業ランキング」では、ニッセイ情報テクノロジー、パーソルプロセス＆テクノロジー、電通国際情報サービスと、トップ3をユーザー系企業が独占しており、企業文化に合った環境の中で、自分らしく働くことを希望する学生から人気を集めてようです。
「教育研修が充実していそうな企業ランキング」では、3位の日本ビジネスシステムズ（JBS）をはじめ、6位のオービック、7位のユニアデックス、9位のTISとトップ10に独立系企業が4社ランクインしており、入社後のスキルアップや手厚い研修を望む学生が、独立系企業に対して高い関心を持っていることがうかがえます。
IT業界では、採用競争激化となっていますので、このランキングも参考に社風や教育研修制度な見直すのも一考です。
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