執筆者
社会保険労務士法人スマイング
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。
情報労連の「ITエンジニアの労働実態調査」を発表しております。
4つの資格等級と5つの職種を定義し、該当する者の所定内賃金を聞き、各社から該当者のうちの最高額、および最低額、さらに平均額と賃金レンジを公表しています。
資格等級別の平均額は、一般職が24万7779円、係長・主任相当が32万4931円、課長相当が43万2148円、部長相当が53万6622円となります。
賃金レンジは、一般職が19万6838~33万91円、係長・主任相当が27万1173~39万2237円、課長相当が37万6362~49万8996円、部長相当が48万2483~61万3529円となります。
職種別の平均額は、プログラマーが23万4655円、アシスタントSEが26万4396円、システムエンジニアが32万9863円、プロジェクトリーダー等が41万8312円、システムコンサルタントが49万9489円となります。
賃金レンジはプログラマーが20万2365~28万2271円、アシスタントSEが23万6121~30万5377円、システムエンジニアが26万4121~43万2897円、プロジェクトリーダー等が35万9152~50万6169円、システムコンサルタントが46万3476~57万878円となります。
また、地域別の初任給水準では、東京の22.4万円に対し、東海および近畿は20.9万円、北海道や中国、四国、九州では19万円台と東京が他の地域と比べて抜き出ています。
等級別の賃金情報はあまり統計データが少ないため、IT業界にとっては参考になるのではないでしょうか。
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