執筆者
社会保険労務士法人スマイング
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。
採用動画プラットフォーム「moovy」を運営する社moovy社は、スタートアップ入社後2年以内に転職した会社員に対し、スタートアップ企業入社後のギャップに関する実態調査によれば、91.7%が入社前と入社後のギャップを感じた経験があることが分かりました。
入社前のイメージと違うと感じた要素を尋ねたところ、「労働環境」(36.7%)が最も多く、順に、「経営陣や上司の性格」(35.7%)、「企業風土」(33.7%)、「仕事内容」(32.7%)、「事業内容」(31.6%)となります。
入社前に事前に知っておきたかった情報は、「1日の仕事スケジュール」(47.7%)(47.7%)が最も多く、「オフィスの雰囲気」(37.4%)、「具体的な企業文化・社風」(35.5%)、「同僚や部下の特徴」(34.6%)、「リモートワークの実施状況」(34.6%)が上位を占めています。
入社前と入社後で、90%以上がギャップを感じていますので、ITのスタートアップ企業は、ご参考にされてはいかがでしょうか。
スタートアップの場合、労働環境がまだ整ってない企業も多いかもしれませんが、入社後のミスマッチの防止には効果がありそうです。
まずは、実態の働き方に合うような就業規則を見直してはいかがでしょうか。
会社を守る就業規則