執筆者
社会保険労務士法人スマイング
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。
電話代行サービスのうるる社の調査により、過去3年以内に、会社への電話を受けたことがある人に聞いたところ、「不要な電話だと感じたことがある」と答えたのは62.8%であることが、わかりました。
不要な電話だと感じたことがある人に、その理由を尋ねたところ「取り次ぎがムダだから」「部長と電話が共通だったが、管理職は携帯持ちなので直接携帯にかけてほしい」「たいした要件でもない電話や、簡単な確認や質問事項など、マニュアルや案内を再確認するか、メールで対応可能だと思うことが多い」といった声が挙げられています。
昔と比べて、仕事を進める上で電話でやりとりすることの必要性が高まっていますかという質問に対して、「感じていない(全く+あまり)」と答えたのは63.0%となり、その理由として「他の人が受けても問題がないため」「メール、問い合わせメール、チャット、Zoomなどでまったく不便ではないので」などの意見が挙げられています。
同社は「オンラインコミュニケーションやビジネスチャットツールの台頭が後押ししたことも、電話自体の重要性が薄まっている要因と考えられる」と分析しています。
IT業界は、ビジネスチャットの使用が進んでいる業界になりますが、ちょっとしたやりとりでの受け取り方の違いやスタンプの使用方法について、トラブルに発展する事案も増えてきております。
テキストコミュニケーションにおける誤解されない表現など、研修や対策を講じる企業も増えております。
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