執筆者

社会保険労務士法人スマイング 
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。

2月・3月は、人事評価の評価を実際に実施されている企業が多いのではないでしょうか。

評価者研修も、1月2月3月あたりにご依頼されることが多くあります。

評価者研修を実施する目的は、評価制度に対する評価者の理解を深め、誰が見ても同じ評価が下せるようになるように評価者同志の目線を合わせることになります。

人事評価制度の本来の目的は、公正な処遇・査定ではなく、現場でのコミュニケーションを強化し、モチベ―ションアップや社員の成長につなげていくことになります。

MBO・OKR・定性評価・定量評価・360度評価など評価方法は様々がありますが、期間の原則・範囲の原則・事実の原則には変わりません。

評価者研修では、サンプル対象者を実際に評価してもらい、グループでディスカッションなどを行い、その会社としての定められた評価基準を明確にし、目線を合わせます。

そのため、議論になりやすいように、このサンプル評価者はあえて良くも悪くもない社員を設定します。

また、サンプル評価者についての与える情報だけでは、あえて評価できない要素も残しておき、日頃から日評価者を観察しなければ評価できないことを理解してもらうようにします。常駐派遣型のIT企業では、被評価者の行動が把握できないといった悩みは必ず挙げられます。

リクルートマネジメントソリューションズ社の人事評価制度に対する意識調査では、「明確」だと満足に、「あいまい」だと不満足につながる傾向も明らかになっております。

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コロナ過においてテレワークが進み、人事評価に悩んでいる企業も多くあるようです。評価制度自体や、評価の目線が合ってるか見直されてはいかがでしょうか。

エンジニアの評価制度

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