執筆者

社会保険労務士法人スマイング 
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。

ビズヒッツ社の30代の働く男女の調査によれば、「仕事のやる気が出ない」と感じたことがあるか尋ねたところ、「ある」と回答した人は94%超にのぼることが判明した。

「仕事のやる気が出ないとき」で最も多かったのは「寝不足や体調不良」となり、具体的な意見としては「寝不足の時など、朝起きて身体が疲れているとき」「飲み過ぎた翌日」、「生理中で頭が痛いなど体調が思わしくないとき」といった声が挙げられています。

2位は「残業が多い/忙しい/休みがない」、3位は「人間関係に問題がある」、4位は「頑張りが評価されない」、5位は「失敗した/怒られた」と続いています。

「仕事のやる気が出る環境・条件」で最も多かったのは、「人間関係が良い」となり、具体的な意見としては「上司や仲間のために頑張りたいと思えるような、人間関係の良い環境」「上司にも自分の意見を伝えられる風通しの良い風土」「自分たちを信じて、見守ってくれて、何かあった時は手を差し伸べてくれるような上司がいること」といった声が挙げられています。

2位は「仕事に見合った給料/給料が高い」、3位は「評価される」となります。

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「人間関係の良し悪し」や「評価される・されない」がこのランキングに大きく影響が出ています。

IT業界はテレワークの普及とともに、コミュニケーションロスや、人事評価の方法に課題を感じている企業が多くあります。この状態が続くと、仕事のやる気にも影響が出る可能性もありますので、評価制度なども工夫をされてもいいのかもしれません。

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