執筆者
社会保険労務士法人スマイング
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。
「働き方改革」の成果が明らかになりました。
株式会社ヴォーカーズは10月19日、「10万人の社員クチコミによる『働き方改革』検証」の結果を発表しました。
調査は、同社運営サイト「Vorkers」に投稿された回答時現職の社員による残業時間10万3,136件、および2014年と2017年投稿の会社評価レポート1万2,104件をもとに集計したものです。
調査結果によると、
(1)平均残業時間は減少を続けており、2017年の平均残業時間は32時間であった。3年前の2014年と比較すると12時間減少している。
(2)残業時間が減少したことで、大きく向上した指標は「人材の長期育成」である。
(3)女性の評価に絞ると残業時間が減少したことで、「人材の長期育成」と「風通しの良さ」において、より顕著な上昇が見られた。
(4)残業時間が減少しても「社員の士気」の評価には特に影響が見られなかった。
以上のことが分かりました。
「働き方改革」により残業時間が減少し、社員の会社に対する「長く働いていける」という感覚を高め「人材の長期育成」に繋がったようです。
しかし、いくら残業時間が減っただけでは、社員のモチベーションアップには繋がらないことがわかりましたので、これからは「働き方改革」だけに頼らず、社員がこの会社で働きたいと思える会社をつくる必要があります。
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参考) 『10万人社員クチコミによる「働き方改革」検証』
株式会社ヴォーカーズ