執筆者

社会保険労務士法人スマイング 
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。

ITコンサルティング企業SenecaGlobalの共同創業者であり、マネージングディレクターを務めるRao Tummalapalli氏によれば、ITのプロフェッショナルの技術の潜在能力を発揮するためには「ソフトスキル」が必要であり、ソフトスキルは、以下の4つに分類しています。

 

①  読み書き、話すこと、聞くことを含むコミュニケーションスキル

②  ほかの人と協力して働き、優れたチームの一員になれるコラボレーションスキル

③  問題を素早く上に上げることで、同僚や顧客に素早く失敗を回避したり、優先順位を評価するために行動する機会を与えるエスカレーションスキル

④  「イエス」と言っておきながら実現できないよりもはるかに問題が少ないため、「ノー」と言えるスキル

 

優秀で才能のある人材が集まっていても、チームにソフトスキルが欠けていれば、目標は達成できないため、ソフトスキルの欠如は、チームの生産性や成果の質に重大な影響を及ぼします。

 

Tummalapalli氏によれば、IT企業はまずITプロフェッショナルの個人的な目標と、組織の目標の整合性を取り、第2に常に学び、改善し続ける文化を作り、第3に長期的な計画を持って社員への投資を進める必要があります。

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IT企業がプロフェッショナルを育成するにあたり、組織の目標と個人の目標の整合性のとれた「ビジョン」を策定し、社員が自ら学び続ける組織風土作りのために「持ち味」の発見や同僚や部下を「承認」することが効果的です。

 

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参考)重要かつ難しいのは「ソフトスキル」–ハードスキルだけでは出世しない

https://japan.zdnet.com/article/35106655/