IT業界の6割が正社員不足

執筆者

社会保険労務士法人スマイング　
コンサルティンググループマネージャー薄田順矢が執筆しました。

企業の37.9％が正社員不足であると、帝国データバンクの調査でわかりました。

業種別に見ると「放送」の割合が最も高く、次いで、「家電・情報機器小売」、「情報サービス」となり、「放送」と「家電・情報機器小売」は今年１月の調査から割合が大きくなってますが、IT業界が含まれる「情報サービス」は、昨年の同調査以降６割以上が正社員不足の状態です。

2019年をピークにIT人材全体も減少する見込みであり、少子化の影響により専門学校や大学の情報学部は縮小しており、IT人材の採用は厳しい状態が続くと予想されています。

離職を防止し、採用力を向上し、人材を育成するには、職場の雰囲気や企業文化など組織風土づくりが重要となりますが、組織風土を変えるには時間がかかります。

IT人材不足を補うためにも、業界未経験の文系人材を活用していくための採用・育成を取り入れ、将来のIT人材を早い段階から育てるのが効果的です。

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参考）企業の4割が正社員不足　放送業界は7割超え

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