執筆者
社会保険労務士法人スマイング
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。
「IT業界は慢性的に人材不足」ということをよく耳にします。
実際に2019年をピークにIT人材自体が減少するという調査結果も出ています。
「2-6-2の法則」もよく耳にします。
人間が集団を構成すると、『優秀な人が2割、平均的な普通の人が6割、低いパフォーマンスの人が2割』 という構成になりやすいという法則です。
人材が不足すると経営の根幹を左右する優秀な2割の採用は難しくなってきます。
今まで以上に、6割の平均的な社員の能力やモチベーションが、企業の継続と業績アップに重要になってきます。
平均的な社員が関心を引き、やる気が出るための代表的な方法といわれるものが4つあります。
・職務内容を明確に定義する
・社員がよい仕事をしたときに、賞賛し、認め、見返りを与える
・動機付けという点で解決可能な問題がないか調べる
・上級の職位に挑戦するよう社員を励ます
これらの方法を具体的に実行するには、会社と仕事内容の「ビジョン」を明確にし、上司や同僚が認めることや励ますことなどの「承認」を正しく行い、個人個人の「持ち味」を引き出してあげることが近道です。
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参考)60%を占める「平均的な社員」–その潜在能力を最大限に引き出す4つの方法