執筆者
社会保険労務士法人スマイング
コンサルティンググループ マネージャー 薄田 順矢 が執筆しました。
ジェイアイエヌは、眉間と鼻パッドに搭載されたセンサーで目の動き、まばたき、体の動きを測定するアイウェアと、集中力計測アプリケーションを活用して、企業の生産性を向上する「JINS MEME BUSINESS SOLUTION」を展開すると発表しました。
5000時間を超えるデータが蓄積されてきており、1週間のうち何曜日に集中できているか、1日のうち集中力が高いのはいつ頃かといった分析により、集中力・姿勢・疲労度の項目から、どれだけ生産性を伸ばしているかの効果を数値として可視化することができます。
また、4月に開始予定の「働き方改革アセスメントサービス」の試験導入では、1週目はいつも通りに仕事し、2週目はレポート結果に応じて施策を行った結果、集中力が15分伸びたほか、エンジニアは1日のうち後半のほうが、集中力が伸びるという結果が出ています。
政府が「働き方改革」を掲げるなか、IT企業はエンジニアの労働時間の削減により、社員の生産性の向上がなければ、企業は存続の危機にも直面しかねません。
ジェイアイエヌ社のレポートによるPDCAサイクルからの生産性向上も期待できますが、
何をすればどう評価されるかが具体的で、3ヶ月程度の短い期間で評価される成果連動型の人事評価制度の導入も、エンジニアのモチベーションアップに効果が期待されます。
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https://it-jinji.net/business/personnel-system/
参考)JINS MEMEで「仕事の質」を可視化 企業の生産性向上へ 僧侶による“瞑想のコツ”も
http://healthcare.itmedia.co.jp/hc/articles/1701/19/news096.html